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熱い風呂につかり続けるテクニック

うつのまんま仕事をこなす技術

うつ病を抱えたまま働く人のための仕事術を、1日1個身につけられるワークブック。


熱い風呂につかり続けるテクニック

~熱い風呂につかり続けるテクニック~
 
突然ですがあなたは、
お風呂が熱い時どうやってそのお風呂に入りますか?
 
水で薄めますか?
 
それとも足までつかり、
慣れるまで待ちますか?

いや、あなたのお風呂ライフに
興味があるわけではないのです。

私は、うつのまま仕事をこなすことは、
熱い風呂につかり続けるようなものだと思っています。

例えば、熱い風呂を目の前にして
最初に足を入れる時。
 
誰でも躊躇してしまいますよね。

そして実際に熱い風呂に入ると、
始めの数秒間は熱さがジュ~ッと
染み込んできてグっとこらえなければなりません。

その感覚が嫌で、
湯船に入るのをためらってしまうわけです。

うつを抱えたまま
仕事をするときも同じですよね。

仕事自体がツラいというよりも、
仕事に心が慣れるまでの始めの数十分~数時間。
 
このツラさが恐ろしくて
職場に向かうことができない。
 
職場に来ても仕事が始められない。

そんな場合が多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する
「うつのまんま仕事がこなす技術」は、
ツラい仕事のスタート地点を突破し、
仕事をし続けるための技術。

言うなれば、
熱い風呂に出来るだけスムーズに入り、
そのまま風呂につかっていられるようにするテクニックなんです。

だから、まずは
「仕事を始めるハズミをつける」
ためのテクニックからご紹介していきます。
 
お風呂でいえば、
熱い湯船に足を入れるまでの技術です。

そして次に、お風呂に
「つかり続ける」ための技術をご紹介します。

真面目なあなたは、
きっといっぺんに試そうとするでしょう。

そんなあなたが、無理をしないように。
 
一日一つずつ実践できる
ワークブック形式になっています。

一つの技術に目を通したら、
そのアクションプランを実践してみる。

そんな流れで無理なく
試していってもらえればと思います。

朝出社して
席についた直後から
退社するまで。
 
色々な場面を想定して、
時系列にそって構成しています。

朝から順番に試していただくのが
身につけやすいと思いますが、
あまりこだわらなくて大丈夫です。

あなたのペースに合わせて、
ご自身がよく遭遇する場面の技術から
試していただいてもOKです。

では早速
「うつのまんま」仕事をこなしていきましょう。
 
 
<局長 信夫克紀(しのぶ かつのり)著>