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目の前のツラさがターゲット

うつをやり過ごす50の方法

うつ病歴10年以上の人が書いた、ツラいうつをやり過ごすリアルな知恵


特徴1:目の前のツラさがターゲット

~目の前のツラさがターゲット~
 
「50の方法」は、
今おきている「うつ発作」を
やり過ごすことに焦点をあてた手法です。

ターゲットはあくまでも目の前のツラさ。

専門家による治療や予防とも違います。

誰にでもできる “ある工夫” をするだけです。

その工夫とは、

今意識していることから他のことへ
意識の対象を「少しズラす」

という、いたってシンプルなものです。

全てズラすのは至難のわざですが、
少しズラすのは比較的簡単にできると思います。
 
私たちが身を持ってよく知るように、
一度「うつ発作」がおきてしまえば、
長い時間そのツラさは続きますよね。

しかし時間が経ち、
運がよければ、
いつの間にかツラさは薄らいでいきます。

その「いつの間にか」を、
意識的にできるだけ早く手に入れる。

それが、「50の方法」の目的です。

この目的を意識して実践することで、
「50の方法」はあなたの長期の治療や、
あなたの心の成長を支えてくれる
心強いパートナーとなってくれるでしょう。

あなたも、
精神的な不調を乗り越えるために
今までたくさんの努力をしてこられたかと思います。

たくさんの本を読み、
嫌なことがあっても
前向きに考えようとしてみたり、
不安になっても
自分を勇気づけてみたり、
生き方そのものを変える努力を
してこられたのではないかと思います。

しかし、
私たちがもっとも苦しんでいる
「うつ発作」の前では、
本から得た気づきも、
数々のリラックス法も、
偉人達の素晴らしい言葉も、
いつもの力を発揮してくれません。

なぜなら、それらは全て、
長期的な改善を前提とした手法だからです。

おきてしまった「うつ発作」を前に、
私たちが必要としているのは
このように長期的な視点で効果のある手法ではありません。

私たちに必要なのは、
ただひたすらに、
「今、目の前のツラさをやり過ごすこと」を
可能にしてくれる手法です。

だから「50の方法」は、あくまでも

 
「今、目の前のツラさをやり過ごすこと」
 
をターゲットにしています。
 
 
<局長 信夫克紀(しのぶ かつのり)著>