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営業マンのうつをやり過ごす方法とは?

うつをやり過ごす50の方法

うつ病歴10年以上の人が書いた、ツラいうつをやり過ごすリアルな知恵


13.営業マンのうつをやり過ごす方法とは?

~営業マンのうつをやり過ごす方法とは?~
 
あなたは、営業活動中に
うつ発作にみまわれたことは
ありますでしょうか?

ツラいですよね・・・。

今回は、そんな時に
役立つ手法をご紹介したいと思います。

それは、
 
「街中の漢字を読み替える」

という手法です。

漢字には、
いくつかの読み方がありますよね。

使われる状況によって
「正しい読み方」というのが存在します。

今回ご紹介する方法は、

単純に、それを全て違う読み方に
読み替えてみましょうという手法なんです。

使い方は後ほど紹介いたしますので、
まずは実際にやってみましょう。

例えば、今、
私の目の前にたまたま置いてある雑誌に、

「飲食店の情報が満載!」

と書いてあります。
これを無理やり全部違う読み方に替えると

「ノミクイミセのナサケムクイがミツノリ!」

となります。

まったく訳が解らないですね(笑)

人の名前や、
鳥の学術名もどきが混ざっています。

読める場合はまだいいと思います。

例えば「今年の春を満喫」を
読み替えてみましょう。

「イマネンのシュンをミツ…」

「喫」って他に何て読むのでしょうか。

一度気になると、意外と調べずにはいられません。
 
実はこれ、
道を歩きながらやってみると
二段階で意識を「うつ発作」から
ズラす効果があるんです。

まず読み替えると面白そうな題材を
探し始めるのが第一段階。

次に、実際に読み替えてみるのが
第二段階。

知らず知らずのうちに、
意識が自分の外側へとズレていくのです。

例えば、
次の営業先に着くまであと
数分というところで「うつ発作」がやってきた。

焦らずに、周りを見渡してみましょう。

お店の看板、道路標識、
駐車場の利用規則などなど、
題材にはこと欠きません。

面白そうな題材はありましたでしょうか?

見つけたら、どんどん読み替えてみましょう。

読み替えられない漢字が出てきたら、逆にしめたもの。

そのうち

「とりあえずオフィスに戻ったら
 この漢字にどんな読み方があるのかネットで調べてみよう」

と思ったりして、そのまま
メールチェックや日報の作成など、
軽い事務仕事に無理なく移行できることもあります。

これ、意外とハマるので
オフィスではやらないほうがいいかもしれません。

せっかく「うつ発作」をやり過ごしたのに、
結局仕事が手にうかなくなりますから・・・。
 
<うつをやり過ごす50の方法>
 その13
『街中の漢字を読み替える』
 


◆実践のコツ
目に入った漢字をぼんやりと眺める程度の、
お気楽な感覚から始めてみましょう。
英語をローマ字読みするのも、オススメですよ。

◆使えるシチュエーション
客先に向かう道中 / 嫌な人と会った後 / 集中した後の休憩時間 など

◆適用しやすいうつパターン
恐怖 /憂鬱 / 怒り/悲しみ
 
 
<局長 信夫克紀(しのぶ かつのり)著>