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朝、座ったまま立てない、動けない時には?

うつをやり過ごす50の方法

うつ病歴10年以上の人が書いた、ツラいうつをやり過ごすリアルな知恵


7.朝、座ったまま立てない、動けない時には?

~朝、座ったまま立てない、動けない時には?~
 
あなたは、こんなご経験がありますか?

朝一番の「うつ発作」にみまわれる。

長い時間をかけてベッドからはい出る。

苦悶の表情を浮かべて、
スローモーションのビデオのように着替えを済ます。

この辺で、あまりのツラさに
ベッドのふちやイスに座る。
 
そのまま、動けなくなり、
仕事に向かえなくなってしまう・・・。

そんな時には、
「つま楊枝」で歯をみがいてみるのを
オススメいたします。

歯ブラシを使った歯みがきは、
意外と首や腕、手首などを動かすので、
「うつ発作」の最中だと超重労働ですよね。

「つま楊枝」で歯をみがくのは、
親指と人差し指だけですみます。
 
そして、みがける範囲が
とても小さいので、
全体をみがこうとすると意識が歯に集中します。

最小の動きで、
意識をツラさから外側にそらす効果を
感じられると思います。

うつをやり過ごし、
歯もみがける便利な技です(笑)

また、指先には、
神経が多く集まっています。

「つま楊枝」で歯をみがいているうちに、
だんだんと頭が冴えてくることがあります。

朝、何とか起きたものの、
テレビを見るのもツラい。

新聞読むのもツラい。

頭も体も、まるで動かない。

座ったまま立てない。

そんな時は、「つま楊枝」で歯をみがく。

オススメです。
 
<うつをやり過ごす50の方法>
 その7
『つま楊枝で歯をみがく』
 


◆実践のコツ
歯を真剣に綺麗にみがくことに意識を集中させましょう。
自分がいつも立てなくなる場所に、つま楊枝を置いておきましょう。

◆使えるシチュエーション
朝、ベッドの上で / 朝食後 / 着替え終わった後
(つまり何かすることでエネルギーを使ってしまった後)

◆適用しやすいうつパターン
憂鬱 /疲労 / 怒り / 虚しさ / 悲しみ /
 
 
<局長 信夫克紀(しのぶ かつのり)著>