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仕事中、気分が落ち込んでしまった時には?

うつをやり過ごす50の方法

うつ病歴10年以上の人が書いた、ツラいうつをやり過ごすリアルな知恵


16.仕事中、気分が落ち込んでしまった時には?

~仕事中、気分が落ち込んでしまった時には?~
 
仕事中に、急に気分が落ち込んでしまった時。

焦りますよねぇ。

周囲の人たちの反応も、
ネガティブなものにしか見えなくなる。

どんどん、どんどん、
気分が落ち込んでいってしまいます。

こんな時には、

「気持ち良い言葉を書いて読む」

を実践してみてください。

自分が気持ちよさを感じる言葉を、
ただひたすら書き連ねて、
読み上げるという手法です。

例えば、こんな感じ・・・。

気持ちいい
心地いい
快感
最高
すがすがしい
快い
リフレッシュ
さわやか
嬉しい
楽しい
素晴らしい
よっしゃー
穏か
ほがらか
のどか
ポカポカ
青空
快晴
あったか
誇らしい
うまくいった

などなど・・・。

書き連ねたら、
声に出して読み上げてみましょう。

仕事場では難しいと思うので、
昼休みや小休憩時間に、
外や非常階段で読み上げてみましょう。

だんだんと、少しずつ
気分が清々しくなってくると思います。
 
書き連ねる言葉は、

「気持ちいいもの」
「リラックスできるもの」

にした方がよいと思います。

「前向きなもの」にすると、
プレッシャーがかかってしまうようです。

書く時には、
パソコンで打ち込んでもいいのですが、
手書きの方が効果があるように私は思います。

A4ページ分くらい書くと
気分の変化が感じられてくるでしょう。

同じ言葉を
何度書いてもかまわないので、
止まらずに書き続けることが大切です。

他の事を考えずに、
ひたすら気持ちいいことに
頭を集中させるわけですから、
意識はどんどん気持ちいいものに
ズレていくと思います。

一度書いた紙を何度も使うのではなく、
毎回毎回新たに書くことが、
頭を気持ちいいものに集中させるコツです。

私は、専用のノートを作って
持ち歩くようにしています。

「気持ち良い言葉を書いて読む」。

仕事中に
気分が落ち込んでしまった時に、
ぜひ試してみてください。
 
<うつをやり過ごす50の方法>
 その16
『気持ちいい言葉を書いて読む』
 


◆実践のコツ
専用ノートを作って、毎回新たに気持ちいい言葉を書いていきましょう。
止まらずに書くのがポイント。声に出して読みましょう。

◆使えるシチュエーション
仕事中、気分が落ち込んだ時 / 緊張する会議の前 /  など

◆適用しやすいうつパターン
憂鬱 / 悲しみ /虚しさ / 怒り /
 
 
<局長 信夫克紀(しのぶ かつのり)著>