毎回同じ話をする医者

うつ病の病院選び、医者選び

よい病院にかかりたい、名医にかかりたい、失敗したくない。そんな方のために、うつ病経験者が具体的に解りやすく、うつ病の病院選び、医者選びのポイントを解説。


12.いざという時に指示をもらえるか

~いざという時に指示をもらえるか~
 
精神科、心療内科に通っているとき、
薬の副作用などで、
日常生活に支障が出ることがあります。
 
そんなトラブルが発生したときに、
しっかり対応してもらえるのか。
 
それも、
うつ病の病院選び、医者選びのポイント
になります。
 
たとえば、直近の診療で
新しく処方された薬を飲んで、
明らかに調子が悪くなった。
 
下痢や痙攣(けいれん)など、
体に異変があらわれてきた。
 
そんな時に、当日予約の診療や、
電話を受け付けてくれて、
しっかり指示を出してくれる病院や
クリニックでなければ安心して通えませんよね。
 
しかし、実際は、
当日予約での診療を
受け付けていなかったり、
 
日替わり勤務の病院で、
その場で主治医が返答できない
ところもたくさんあるのです。
 
ただし、これらの病院は、
通院を始める事前に、
ネットなどで調べ、
避けることができますよね。
 
また、たとえ上で紹介したような
診療体制であったとしても、
 
電話で指示をしっかりくれたり、
 
主治医が欠勤でも、
その日に担当している先生が
カルテなどから判断してくれたり、
 
欠勤中の先生に連絡をつけて、
折り返し電話をくれる病院や
クリニックも多くあります。
 
問題は、これらの対応を、
一切してくれないところです。
 
私も以前、
苦い経験があります。
 
大きな精神病院で、
うつ病の治療をしていたときのこと。
 
恐怖心などの症状が、
あまりにも強くなったため、
エビリファイという
抗精神薬が処方され、
それを飲みはじめました。
 
2日くらいすると、
下半身が激しくムズムズして、
ずっと動かしていないと
いられなくなってきました。
 
どうも、アカシジアという
副作用のように思えたので、
病院で医師に薬を中断した方がよいか
確認しようと思いました。
 
しかし、
私の主治医は木曜日しかおらず、
その日はお休み。
 
翌週も学会出席でお休みのため、
あと二週間弱は出勤の予定がないと、
受付の女性に言われました。
 
では、今日でなくてもいいので、
お手数ですが先生に連絡して、
折り返し指示をもらえないかと
確認したのですが、
それはできないと言われました。
 
そして、
 
「先生の指示に従って、
 再来週の木曜日まで薬を
 飲んでみてください」
 
と言われたのです。
 
いやいやいやいや!?
ちょっと待ってよ~。
 
二週間に一度しか、
一切何の確認もできないなんて…。
 
七夕のおり姫とひこ星じゃあるまいし、
 
それも先生と愛し合っていれば
我慢もするけど、
たいして好きでもないし、
(むこうもそうだろうし)
 
そんな不条理な顧客対応、
一般企業では通用しないですよ、それ、
 
というか、
人の健康と命を預かる
医療事業者なのだから、
かえって一般企業よりも
その辺りの体制整えなくてはならないのでは…。
 
と激しく憤ったのですが、
反論する意欲がまったくわかず、
しおれるように退散しました。
 
そして、
私は意外に真面目なので、
受付の女性に言われた通り、
真面目に薬を飲み続けたのです。
 
もしかしたら、
この副作用を帳消しにするような、
良い結果が待ち受けているのでは!?
 
そんな期待を、
3%ほど胸に秘め
(というか自分を励まし)、
 
副作用に激しくムズムズ耐えながら、
二週間かけてすべての薬を飲み終えました。
 
そして、
恋い焦がれた主治医と、
二週間ぶりの対面。
 
副作用のことを話すと、
 
「あ、それアカシジアだね、
 まずいまずい、やめようやめよう」
 
とサクッとやめることになったのです。
 
私の二週間の苦痛は、
いったいなんだったのか…。
 
しかも一切、
症状も改善しなかったし…。
 
これをお読みのあなたには、
このような体験をしていただきたくないと思います。
 
ですので、
まずはもちろん、
事前に確認することをオススメします。
 
有料でもかまわないので
電話対応が可能かどうか、
 
日替わり勤務の先生からも
指示がもらえるかどうかを。
 
そして、通い始めてから、
これらのことに気づいたのなら、
転院を検討する大きなポイントの
ひとつになるでしょう。
 
薬の中には、
重症度の高い副作用が
出る薬もありますからね。
 
私も実際、
こんな対応しかしてもらえないんじゃ、
危なくて通えないな…、
 
そう思い転院を考えたのですが、
実はなかなか実行にうつせない
悩ましい問題があったのです。
 
次回はその悩ましい問題について、
ご紹介したいと思います
 
 
<武田 涼 著>


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