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初診で質問しない方がいいこと

うつ病の病院選び、医者選び

よい病院にかかりたい、名医にかかりたい、失敗したくない。そんな方のために、うつ病経験者が具体的に解りやすく、うつ病の病院選び、医者選びのポイントを解説。


6.初診で質問しない方がいいこと

~初診で質問しない方がいいこと~
 
前回は、はじめて精神科、
心療内科を受診するときに、
 
自分にとっての名医かどうかを
見分けるための、
 
初診で質問すること
 
についてご紹介しました。
 
今回は、逆に、
初診であまり質問しない方がよいこと
についてご紹介したいと思います。
 
それは、
大きく分けて3つあります。
 
まず一つ目は、
 
「治りますでしょうか?」
「何日くらいで良くなりますでしょうか?」
 
というタイプの質問。
 
これは単純に、
お医者さんの立場からすると、
困ってしまう質問でしょう。
 
うつ病は、体のケガや、
ウイルス性の病気と違って、
 
原因がわかりにくい
病気ですよね。
 
骨がくっついたから治ったとか、
熱が下がったから治ったとか、
湿疹がおさまったから治ったとか、
 
客観的で明確な、
判断基準がありません。
 
確かに、
睡眠時間である程度判断したり、
 
脳の血流の状態で
判断する方法もありますが、
 
まだまだ主流ではないようです。
 
あくまでも本人が、
 
「良くなった」
 
と言えば、
回復したことになりますし、
 
「うーん、まだツラいです」
 
と言えば、
治療を続けることになります。
 
また人によって
その回復のスピードも違います。
 
そのため明確に、
 
「全治1ヶ月です」
 
といった回答を、
得ることはできないでしょう。
 
もし質問したとしても、
 
「半年か、それ以上かもしれませんね」
 
と長めの期間を、
それも幅を持って
伝えられることになるので、
 
患者さんからすると、
 
「曖昧なお医者さんだな」
 
と勘違いしてしまい、
不信感につながってしまうかもしれません。
 
また回答の内容が、
 
「人それぞれですからねぇ」
「とりあえず様子をみましょう」
「薬が効いてくるのは1週間目くらいからです」
 
と、質問の内容とは
違った内容で返される可能性も高いので、
 
患者さんは、
そのお医者さんに対して、
ガッカリしてしまうかもしれません。
 
そして、お医者さん側も、
答えようのないことですから、
 
もし、
しつこく質問されれば、
 
つい面倒な態度や、
高慢な態度をとってしまい、
 
患者さんに、
嫌な印象を与えてしまうかもしれません。
 
せっかく相性が良いかもしれない
お医者さんでも、
 
初めてのやりとりで、
こうなってしまったら、
 
その後、
お互いに良好な関係を築くのは、
手間がかかることになるでしょう。
 
確かに患者さんは、
毎日毎日苦しくて、
 
一日でも早くうつ病を治したい、
そう考えてしまいますよね。
 
それは、すごく当然のことで、
仕方のないことなのですが、
 
初診でその不安を解消しようとしても、
あまり良い結果を生まないでしょう。
 
だから精神科、心療内科で、
うつ病の診察を受ける時、
 
初診では、
 
「治りますでしょうか?」
「何日くらいで良くなりますでしょうか?」
 
といった質問は避けた方が、
あなたにとっての名医を、
見つけやすいでしょう。
 
次回は、
初診で避ける質問の、
2つ目のポイントをご紹介します。
 
 
<武田 涼 著>


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